JR九州 キハ71系 特急「ゆふいんの森」1世

  
「九州イチ」の人気を誇るリゾート特急「ゆふいんの森」号。
「つばめ」「ソニック」「かもめ」といったインターシティ特急とは一線を画したインテリアは
1989年の登場以来、女性利用者から絶大な人気を誇り、平日でもチケットが非常に取り難い列車です。

2003年に車内設備の大幅なリニューアルが行われました。ここではリニューアル後の車内をご紹介します。


普通車

「ゆふいんの森」号は全車普通車で、グリーン席やグリーン個室はありません。

全車ハイデッカー構造で、座席に座ってみるとかなり目線が高く、在来線2階建て車にも迫る高さです。
座席は1989年のデビュー当時からのものを装備していて、「ゆふ森」3世のシートに比べるとどこかレトロな感じ。

シートモケットは微妙な差ながら、モスグリーンとライトグリーンの2種類があります。
座席自体はどっしりして安定感があるように見えるのですが、
リニューアル前に1度乗った時の感想としては、かなり揺れを拾う傾向にあるようです。
インアームテーブルに乗せたカップのコーヒーが波打ってこぼれるほどで、ビックリでした。
リニューアルでエンジンなどの換装が行われているそうですが、はたして座席と乗り心地への影響や、如何に…?!

白熱灯色の丸照明やゴールドを基調とした随所の飾りなど、ややバブル時代の片鱗が残ります。
また窓の下には折りたたみ式の収納テーブルがあります。(一部の席は配管の関係で装備してない区画もあり)

先頭車の最前列からは前方の展望が楽しめますが、真横にカーブして走る窓のバカ太い桟が邪魔で、さほどの展望ではありません。
ちょうど運転手さんを見下ろすカタチとなるので、それはそれで楽しいかもしれません。

「座席番号」のプレートが窓の下部に付いているので、初めて乗った時に座席番号を探してちょっと戸惑うかもしれません。







セミコンパートメント

 2号車のビュッフェ寄りにセミコンパートメントがあります。
 座席の背中方向に余裕が無いためリクライニング機構は無く、座るとかなり直角に近い体勢となります。







ビュッフェ

 2号車の一角に「ビュッフェ」があります。
 カウンターにはショーケース、ギャレーにはビアサーバーが増設されています。







サロンスペース

3号車には「サロンスペース」があります。
こちらは今回のリニューアルではじめて登場したスペースで、以前はギャラリーコーナーでした。

2号車「ビュッフェ」と隣接しているので、ビュッフェで買ったものをここで食べる人も多く見かけられます。
空間内は天井から壁、床の全てが木目材で覆われていて、およそ「列車内」という雰囲気を超越しています。
そして左右に広がる巨大な窓。トロッコ列車には及ばないものの、画像で見る以上の開放感があります。

ここには観光ガイドなどをそろえたライブラリーや、記念撮影用に用意されたタペストリー、
さらにこれも記念撮影用の子供用の制服(車掌さんとゆふ森レディー)があります。







サニタリー

 デッキのサニタリースペースも木目材で覆われて、雰囲気は一転しました。
 今回のリニューアルで「女性専用サニタリー」が設けられました。







デッキ

 各車とも出入り台のあるデッキ部分にコモンスペースが設けられています。
 「ゆふいんの森」1世は、以前は喫煙車が設けられていましたが、リニューアルで全車禁煙車に。
 そのため4号車デッキに喫煙スペースが設けられています。








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