全日空 Boeing747-400 テクノジャンボ(ニュースタイル機)

  
  

大海原を越え、国境を越え、世界の大空に翼を広げるトリトンブルーのジャンボ機。
国内線でジャンボ機が頻繁に飛んでいる日本では、ジャンボ機自体がさして珍しくもない存在ですが、
国内線専用「D」型装備のジャンボとは比べ物にならない、“花形”そのもののキャビンを備えています。

現在は後進のボーイング777型機に主役の座を譲りつつあり、B747-400が就航している定期路線はパリ線とフランフルト線のみ。
全日空では国際線型B747-400の退役を進めており、このジャンボが見られなくなる日もそう遠い日のことでは無いようです。




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ここで紹介する画像は、国内線の成田−伊丹に投入されている便で撮影しました。
厳密には、正式な国際線仕様で誂えたキャビンとは差異があります。あらかじめご了承いただいた上でご覧下さいませ。
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New style First class


1986年、Boeing747-200Bで国際線定期運行へ進出し、世界へと羽ばたていったトリトンブルーの翼たち。
「国際線=鶴の日航」という巨大な牙城へと喰い込んでいくため、全日空は国際線シップに思い切った設備を次々と導入していきます。
ビジネスクラスの6アブレスト化、「シカゴスタイル」で反響を呼んだバーコーナーやビジネスコーナーの設置、
オンデマンド式のエンターテイメントシステムの装備、50インチシートピッチの採用・・・
ファーストクラスにおいては日本の航空会社で初めて「フルフラットシート」を採用したのも全日空でした。

ファーストクラスのソロシートは、日本航空が先鞭をつけましたが全日空もすぐにこれに追従。
全日空が開発したソロシートは、フルフラット時に幅約85cm x 長さ約195cmのベッドになるという、旅客機シートとしては世界最大のサイズ。
体の大きな西洋の男性客でもラクに寝返りが打てるという「究極のシート」。全日空の「先進性」が光る逸品です。

座席は、シェル型のパーテーションが大きく座席を包み込むので、「独立型」というよりもはや「個室」のプライベート感です。
リクライニング・レッグレスト/フットレスト・ランバーサポート、全て電動式で任意の位置でストップが掛けられます。
テーブルは、国際線ではフルコースのミールサーヴを前提としているのでかなりの大きさです。
画像では12インチのノートパソコンを載せていますが、それでもテーブル上にかなりの余裕があります。


  基本的に全てが1人掛け座席だが、2人での利用を考慮して真ん中に2席が寄り添った座席も設置されている。
  1人で搭乗する乗客がこの座席で隣り合った時には、収納式のパーテーションを引き出して空間を仕切ることができる。
  映像モニターは15インチの大きさ。これは旅客機に装備される個別モニターでは世界最大サイズ。
  映像放映やゲームなどが楽しめ、特に映画放映はオンデマンド式なので好きな場面から楽しめる。
  パソコン用の電源ジャックは、2・3ピンの海外製プラグにも対応したできるようになっている。
  CCB(コネクション・バイ・ボーイング)のサービス終了に伴い、現在は機内インターネット接続はできなくなっている。
  コントローラー・リクライニングパネル・マガジンラックなどのほとんどの付帯装備が手の届く範囲に設置されている。
  フルフラット状態へはリクライニングパネルのボタン1つで簡単に行え、ランバー部にはマッサージ機能も付いている。
  機内エンターテイメントのコントローラー。収納部から引き出して使うこともできる。
  コントローラーの裏面は電話機となっていて、カード決済のみで世界中に電話を掛けることができる。
  読書灯はフレキシブルアームとなっており、手元だけを明るく照らすことができるので夜間飛行中には便利。










New style CLUB ANA


2002年4月、成田−ロンドン線に登場したニュースタイル「CLUB ANA」。
フルフラットシート・ランバーマッサージ・オンデマインド式AVシステムなどを装備して、
世界のエアラインでも屈指の豪華さを誇るビジネスクラスへと進化しました。

(画像は、東京・汐留の「ANAスクウェア」で一時期展示されていたシート・モックアップです。)










バーコーナー


「シカゴスタイル」ではスツールとカウンターが設置され、まるで本格的な「バー」のようなコーナーでしたが、
「ニュースタイル」では座席の居住性が上がったこともあって、セルフドリンクコーナーのようなスタイルになりました。

(「国際線」運用時の画像は、スレタイ職人様よりのご提供。多謝!)










サニタリー


画像のラバトリは、ファーストクラスとビジネスクラス「CLUB ANA」の間にある上級クラス専用のサニタリコーナーです。

シンクが透明感のあるブルーのガラス(プラスチック?)になっていて、なんともいえない高級感があります。
カガミの脇にある3段の小物置きには、ヘアリキッドや保湿化粧水(ちなみにブランドはカネボウのDEW)が置かれ、
このサニタリを使える上級クラスの利用者は、誰でも自由に使えるようになっています。
さらに全身鏡と着替え時に使える折りたたみ式のステップも装備され、機内で身支度を整えることを可能にしています。








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