京成電鉄 AE100系 スカイライナー

 

空港アクセス列車のパイオニア「京成スカイライナー」。
どことなく泥くささの感じられる京成電車フリートの中で、京成離れしたスマートなスタイルのAE100系。

競合するJRの「成田エクスプレス」とは、なにかと比較されがちなのですが・・・。
「成田エクスプレス」が当初のインテリアコンセプトを完全に破綻させてしまったのに比べ、
「スカイライナー」は登場時からの質実剛健な移動空間と余裕のキャパシティを変わらず提供してくれています。







普通車


スカイブルーとライトグレーが基調の車内。
登場当時の座席モケットはブラウン系で重厚さがあったのですが、今のブルー系はあまりしっくりしないというか・・。

シートピッチは1,040mmと余裕の広さ。跳ね上げ式のフットレストが全席に装備されています。
乗り合わせていた足の長い西洋人の様子を見ると、このシートピッチでも問題なさそうでしたが、
バックレストの高さがちょっと寸足らずのご様子でした。
このバックレストの高さですと、日本人でも背の高い人には頭部分に支えがない状態に。
外国からのお客の利用を視野に入れた座席開発なら、もうちょっとバックレストは高めに作るべきで、詰めの甘さが残念です・・。

1号車と8号車が喫煙車に設定されています。この2両には荷棚に巨大な空気清浄機がいくつも設置されています。
(編成によっては、なぜか1・8号車以外にも清浄機が荷棚に積まれている編成が見受けられます)

4号車には車椅子専用席が設置されています。







サービスコーナー


5号車の成田空港寄りには自動販売機と立食カウンターを備えたサービスコーナーが設置されています。
開発当初はここに電子レンジなどを装備して、セルフの共食スペースとする予定だったそうです。
今に至るまでそのような設備へと昇華することがなかったのは、そうした要望の声がなかったからでしょう。
今後も「セルフ・ビュッフェ」として生まれ変わることはなさそうです。







サニタリー


8両編成のスカイライナーですが、トイレはなんと4号車の1箇所にしかありません。個室内はストーン調のシックな装い。
男性用トイレは、便器が内向きに角度をつけてセットされていますが、使ってみると立ち位置が手洗台と見事に干渉されます。







ラゲージスペース デッキ

各号車ともデッキと客室の境目にバゲージスペースが設置されています。
空港特急としては不満の声が上がりそうな大きさで、スーツケースの大きさによっては、この空間に入らないことも。
ピーク期には荷物を収納できなかった乗客が、自席まで荷物を持ち込んでいる光景が多々見うけられます。

デッキは大きな荷物を持って乗り降りするにはやや狭く、乗り降りの際にはちょっとストレスを感じます。
4号車のデッキには電話が設置されています。






コックピット


登場当時の新車記事を読むと「先頭車は将来の地下鉄線乗り入れに備えて、非常扉を備えた流線型に・・・」とあるけど、
地下鉄乗り入れというのは、羽田空港まで足を伸ばすということ・・かな?

さて、羽田空港−成田空港のエアポート&エアポートアクセス特急に生まれ変わる日は、いつ?






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