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普通車は画像を見ていただいて分かる通り、実に多くの柄のモケットを採用しています。 基本的に「ブルー」系、「レッド」系、「カラフル」系、「ブラック」系に分かれますが、 その種類と配置たるや、調べ出すとキリが無いというよりも全てを調べるのは、ほぼ不可能なのでは… 「ハイパーサルーン」での「半室構造」は意外と好評だったそうで、この「つばめ」では 客室なかほどに大型バゲージラックを備えて、 客室を「半室」のように分断する方法が採られました。 普通車も全席に「フットレスト・バー」と「読書灯」を備えています。 博多−西鹿児島(現:鹿児島中央)間・4時間弱の乗車を考慮した構造の座席になっているとは思いますが、 やはり1,000mmを誇るワイドなシートピッチと、ビュッフェなど気分転換に出歩ける設備が充実していることが 「つばめ」の普通車の強みでしょう。 普通車座席で大きく変化が見え始めたのは、4次車の「かもめ」用の増備車から。 アームレストに収納式の丸テーブルが付き、モケットに原色系のカラフルなものが登場しました。 |


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透明ガラスのパーテーションで仕切られたボックス席が6区画。 直線的なデザインの車輌は、「つばめ」デビュー時に投入された初期型車輌です。 特急「かもめ」用の4次増備車からパーテーションが天井に向かってカーブを描く仕様になりました。 グリーン車「トップキャビン」のような折り畳みテーブルと照明器具が備えられています。 ただ、夜行特急「ドリームつばめ」の一晩をこの席ですごすのは、ちょっとキツそうですね…。 実際に座ってみると、ガラスのパーテーションの効果で包み込まれるような感覚になります。 荷物棚もちゃんと、頭上に設置されています。 この「セミコンパートメント」は当初指定席でしたが、多くの人に使ってもらおうと自由席になりました。 が、しばらくして3人以上の利用に限っての指定席になったりと流転を繰り返しています。 ケーキやお菓子をいっぱい持ちこんで、車内でミニパーティ。書類とノートパソコンを広げて「移動書斎」。 1つの設備でも、用途にいろんな広がりがあるのは、787系「つばめ」こそが成せるワザですね。 |

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とにかく車内全体がアルミパネルで輝き、未来的な印象です。(ちょっと万博のパビリオンぽい感じ…?) 「つばめ」のビュッフェは新幹線のビュッフェとは異なり、開放的な感じです。 この広々とした空間を演出する卵型の天井は「スーパーエッグライン」と呼ばれ、「つばめ」のために特注されたもの。 この部分は「吊り天井」となっていて、天井裏にはそれを支える金属柱がめぐらされています。 ギャレーは見たところ大変に狭く、ピーク時にはさぞレディさん達は大変だったことでしょう。 ギャレー内にはフード類のストックヤードと冷蔵庫があります。 カウンター裏はラックになっていて、収納スペースとして使われています。 3台の電子レンジも、ピーク時間や繁忙期にはフル稼動でも足りないくらいの注文が殺到します。 自動販売機は、ビュッフェ営業を行わない一部の「つばめ」号のために設置されています。 (後期増備車からは自動販売機ではなくAV装置が設置されました。) 自動販売機脇の自動ドアの向こうが「セミコンパートメント」ブースになっています。 4・5次増備車には、後改造で通路側に簡単なスツールが設置されました。 高速運転時の「つばめ」号は、立っているとかなり揺れを感じます。 スツールにちょこんと腰掛けていても、かなり身体をGに持っていかれます。 結局、全てのビュッフェにこのスツール設置改造がなされることはなく、ビュッフェは終焉を迎えました。 カウンターの奥に掲出された「営業許可証」。ビュッフェも飲食店と同じように保健所の許可が必要となります。 「屋号:サハシ787(つばめ)」という記入が面白いですね。 1992年7月から2003年2月まで、約10年の歴史を刻んだつばめ号のビュッフェ。 乗客の意見やつばめレディのアイデアで様々な商品が登場して、メニューの内容も大きく変化を遂げて来ました。 メニューに見る「ヒストリー オブ 787ビュッフェ」はこちらからどうぞ。 |


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客室内の「バゲージラック」です。大きなスーツケースから小さなボストンバックまで、結構使われているシーンを目にしました。 コートやスーツも掛けておける「クローゼットバー」も備えています。 783系「ハイパーサルーン」で意外と好評だった「半室構造」をこの787系でも取り入れようと、 ちょうど客室を半分に仕切れるように、客室中央にこのバゲージラックを設けました。(一部車両を除く) 結果、「半室客室構造」と同時に、自分の席から目の届く場所に荷物を置けるという点でこのスペースの利用率は上がり、 “一石二鳥”な結果を生み出す設備となりました。 荷物を固定しておく金具類がラック内に装備されていますが、走行中にガチャガチャと音を立てる点が唯一の難点でしょうか。 |


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2号車デッキの車椅子対応の大型サニタリースペースと、息抜きと休憩の「マルチスペース」。 車輌内の通路がこのように「かぎ型」に造られているだけでも、特徴的な「見せ場」となっています。 カガミ張りの「マルチスペース」は、当時の鉄道車輌で発展しつつあった「多目的室」を一気に進化させたものです。 車掌の利用許可が必要で、常に施錠されていたほかのJR特急車の「多目的室」に比べ、 つばめの「マルチスペース」は、いつでも開放されていて、自由に誰でも使える設備になりました。 室内側から施錠でき、カーテンを閉めきれば「授乳室」としても利用できます。 このスペースの正面にはドリンクの自販機が設置されているので、 長時間の乗車に疲れたら、息抜きにドリンク飲みがてらベンチに腰掛ける・・・なんて利用もできます。 (ちなみに2号車指定席は、博多-西鹿児島の利用客が優先的にアサインされるシステムになっていました。) |


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「とんでもない列車が出てきた」・・・787系登場時に、このトイレを見てそう思った方も多いでしょう。 どこのホテルのサニタリースペースかと思ってしまうほど、従来の鉄道車両のトイレからは想像もつかない美しさです。 洗面台が独立しているのは「グリーン車専用」のサニタリーのみで、普通車のは全て個室内にビルトインされています。 一応「男性用」「女性用」とドアには表記されているのですが、個室内は全て洋式のものがセットされています。 「男性小用」の個室は無く、この男女分けは「女性」への気分的な配慮によるものだと思われます。 2号車デッキの車椅子対応のサニタリールームです。 広い室内はL字に動線を配し、これまでには前例の無い大型サニタリーになりました。 室内に設けられた大型洗面台は、女性がパウダールームとしても使うのにも充分の大きさ。 シンクの下には折り畳みの大型踏み台を収納しているので、車内での着替えも可能です。 |


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デッキはどの車輌も共通して「メタル」調に仕上げられています。 ドアが開き、車内に足を一歩踏み入れると、まるで「宇宙ステーション」な雰囲気。かなりインパクトがあります。 そして乗降ドアの内側は「真っ赤」。銀と赤が織り成す色彩のコントラストが、スポット照明に照らされて実に美しい。 ドアの内側にはその号車の設備案内が英語表記で表示されています。 (肝心の情報が英語のみということは、案内というよりデザインの一部としての表現でしょうね。) 2号車には飲料の自動販売機が設置されています。 同じく2号車の車椅子対応サニタリの脇の通路は、3号車へとカギ型に曲がって繋がっています。 この通路部分に電照広告スペースがあり、自社の代表的な列車などが紹介されています。 |


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787系のコックピットです。最高時速130km/hのラグジュアリートリップは、ここで生み出されます。 |

