お気軽写真館13
非運の名車 琴電1010形
こんぴら2号≠フ思い出
懐かしの瓦町駅は偉大なる地方私鉄ターミナル≠ニして余りにも有名でした。補正らしい補正は全くしていません。四半世紀以上を経たコダクロームスライドの発色は、全く色褪せない!琴電初訪問のこの日1010形は、朝方の「準急琴平行き」に充当後は、仏生山折り返しに入っていたと思います。

バス窓≠ニしては出色のすっきりした側面と、独得の湘南顔≠フバランスが目を惹きます。車体裾部の処理も、高級感があります。逆に、屋根のカーブやパンタなどは古さ≠感じさせます。既に使われていないようですが、側面のサボ入れが残っています。この「サボ」・・・何処かに残っていませんかね〜? この写真も、全盛期≠フ「プラスX+マイクロドール」の良さが100%発揮されています。↑のカラーと比べても感色性≠フ素晴らしさがよく判ります。

足回りはこの通り!大正時代の木造国(院)電から流用したと思しきイコライザ台車にブレーキシリンダーや、それに付随するテコ類を取り付けた世にも不思議な台車でした。本来なら弊サイトの凍結コーナー=uデトニの台車ファイル」に加えたい珍品です。

日立製の電制付きマスコンが付く運転台。制御器本体もMMC多段式です。計器類もスマートに埋め込まれています。同時代のカルダン駆動の車輌と比肩出来る水準です。同時に、これが他形式との混結を阻むことになりました。行き先板(「正面サボ」)を車内から交換し易くするという変わった?理由から、正面は平凡な貫通3枚窓(オデコ2灯)に改造され、制御器は他車同様の間接非自動に改造され・・・逆に、足回りはS形ミンデンのカルダン駆動という琴電屈指のモノになりました。 マトモ≠ノ新造されていれば、長野電鉄2000系と同等のクルマになっていた筈の琴電1010形は1960年のデビウ(車体はこれ以前に完成)から2003年3月の引退まで不遇≠ニいう言葉が付きまといました。

車内もご覧の通り!ゆったりした固定クロスシートや幅広の蛍光灯カバーがいいですね。

高松築港を発車、玉藻城跡に沿ってすすみます。この角度で撮れば現在と余り変わらないのでは?Tc車の1012号の台車には、ブレーキシリンダは取り付けられていません。

表紙写真からの再掲・・・柔らかい夕陽がオデコに当ります。

1977−2−26
アサヒペンタックスSPF(白黒〜プラスX @Microdol-X 1:3 21℃11min.)
アサヒペンタックスSPU(カラー〜Kodachrome KR)
SMCタクマー 35ミリF3.5 55ミリF1.8 85ミリF1.8
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