トレーニングをする前に
どんなスポーツでも技術を高めると同時に体力的なものを鍛えるのも
すごく大事になってきます。ここでは、そのトレーニングを
行う前に知っておいて欲しい5つの約束ごとを載せたいと思います。
@すべてを同じように鍛える
これは読んで字のごとく、どこか一部にかたよるのではなく、体全体を同じように鍛えるということです。
例えば、遠投力をつけたいから上半身だけを鍛える。足を速くしたいから下半身だけを鍛える。これでは、
伸びるものも伸びなくなってしまいます。どんなスポーツでも全身を使うわけですから、全身をバランス良く
鍛えることが大事になってきます。
補足ですが、これに関しては、日本に古来から伝わる「心・技・体」にも当てはまると思います。
Aやる側の意識
これは、結局やるのは選手自身だということを忘れないということです。監督やコーチから「やらされているトレーニング」と
自分から進んで「やっているトレーニング」では効果がだいぶ違ってきます。
さらに、少し難しい話になってしまいますが、スポーツは決して体だけで行っているのではなく、常に大脳からの指令によって
体を動かしています。つまり、大脳が力をいれたり、リラックスさせたりと命令を出しているのです。例えば、ウエイトトレーニングを
する時でも、ただ数をこなすだけのウエイトトレーニングと筋肉の部位を意識して行っているウエイトトレーニングでは効果がまったく違います。
さらに、ダッシュなどでもただ走るだけと、なんの目的で走っているのか理解しながら走るのではやはり効果が断然違ってくるでしょう。
B焦らず段階を大事に
これは、何をするにも段階をしっかり踏んでから行っていくということです。これは大きく二つに分けられます。
一つ目は、「周りの人がやってるから自分もやろう」では間違っているということです。どう言うことかというと、
例えば、プロ野球選手が行っているトレーニングを野球を始めて間もない人達がやっても、はっきりいって効果は望めません。
さらに、高校一年生から三年間行っているウエイトトレーニングを高校に入りたての一年生が同じように行っても同じ事が言えるでしょう。
二つ目は、「慣れたのであれば次のステップへ」です。これは、どう言うことかというと、
例えば、30mダッシュを10本を簡単にこなせるようになったとします。それなのに、毎日同じ事を繰り返していたら、どうでしょう??
答えは簡単ですよね。簡単にこなせるようになったその時から、30mダッシュ10本の効果は半減してしまっています。
簡単にこなせるようになったのであれば、10本から15本に増やす。15本も楽にできるようになったのであれば、
30mダッシュ20本に50mダッシュを10本足してみる。などです。
C反復して行う
これは、技術トレーニングでも体力トレーニングでも、繰り返し反復することが大事だということです。
おいおい。それじゃあ、「B」で言ってたことはどうなるんだと思うかもしれません。それは、こう言うことです。
「B」と「C」を適度に合わせることがトレーニングを行う上でのひとつの大事なポイントになってきます。
この反復練習というのは、聞いたことがある方もいると思いますが、「超回復」という原則にそった理論です。
ちなみに、「超回復」については、違うコーナーで説明したいと思います。
ここで注意点ですが、反復練習と「オーバート−レーニング」は違います。
D十人十色
これは、選手一人一人、もっと言えば、人間一人一人違うということです。
なので、もちろん、みんなが同じトレーニングを行っていても、選手のレベルアップには繋がりにくいと思います。
とくに、チーム練習などでは無い時には、選手一人一人にあった練習をした方が良いと思います。
このように5つの約束事を述べましたが、これを全て守れば、しっかりとしたトレーニングができるというわけでもありません。
その場、その時によって状況も変わってくると思います。結局、臨機応変できるというのがトレーニングを行う上で一番大事になってくる
ようなきがします。
それから、選手の方、監督、コーチ、両親の方。これだけは覚えておいてください。
自分の体調が悪いとき、どこかが痛いときは、「休むこともりっぱな練習です」
無理せずに、トレーニングを行いましょう。
|
|